イロイロな外国人 [企画のお仕事]
間延びしてきた京都観光です。
清水寺の駐車場に着いたら、ガイドさんから全員に念入りな注意事項が告げられました。
それは、清水寺の入り口に着くまでは、どこにも寄り道せずに、写真も撮らずに着いてくること。
というのも、団体入り口から入るので、まとまって入らないといけないみたいなんです。
普通ならバスが着いたらすぐにドアを開けるガイドさんも、今回だけはなかなか開けずに 『参道にはお土産屋が山ほどあって、どれも面白そうに見えるけど、帰りにお土産を買う時間を用意してあるから、山門までは絶対に私の旗だけを見て着いてきてください!』 と何度も念を押してます
いざ出発してみると、参道はもの凄い人でギュウギュウ
私ともう一人の後輩で最後尾を担当したのですが、外国人が多すぎてどの人がウチの外国人か分からない。。。
後輩は全然関係ない人に 『立ち止まらないで』 と声を掛けて謝ってるし ┐(´-`)┌
そんな、牧羊犬の気分で全員を追い立てて進んでいたつもりだったのですが、入り口に着いたら5人足りない ( ̄◇ ̄;)
入り口の方に事情を説明して2グループに分けて入場させてもらい、後輩と迷子の外国人探しをしてもうクタクタです。
やっとの思いで全員見つけて入ると、先に入ってたベトナムチームが引き返してきます。
『どうしたの?』 って聞いたら、『僕たちの観光はもう終わりました。一足先にお土産屋に行ってます。』 って走って行っちゃいました。
ここからは国別に特徴が良く出てて、じっくり観光するチームもあれば、修学旅行の中学生と触れ合って楽しんでいる人もいたり、さっきのベトナムチームみたいに観光はそこそこでお土産屋に走る人もいます。
一番印象的だったのはアルゼンチンチームで、すれ違う女性みんなに声を掛けながら歩いてるのですが、ホントに気に入った人がいると 『Could you take a photo? (写真撮ってくれますか)』 とか言いながらカメラを差し出します。
いきなり言われた女性がアタフタしながら写真を撮ってあげようとすると、その腕をつかんで 『ノーノー、ウィズユー(with you)』 って引き寄せ、私たちに向かってウィンクで 『写真撮って』 の合図をしてきます。
まぁ、人生楽しそうって感じの、ラテンのイメージを忠実に再現してくれたグループでしたね。
ちなみに、全てのグループがお土産屋の魅力から逃れられず、社員全員で追い立てても、全員が集まったのは出発時間の20分後でした