イタリアと bar とカッフェ [イタリア出張]
ミラノにはスターバックスなどの 『有名なコーヒーチェーン店』 が無い。
と、聞いた時には 『コーヒー好きなはずなのに何でだろう?』 と思いましたが、ちょっと滞在しただけでその答えが分かりました
ミラノの町にはそこら中に 『bar (バール)』 と呼ばれる喫茶店があるのですが、そこではたったの1ユーロほどでカッフェ (コーヒー) が飲めてしまいます
量はそれほど多くありませんので、散策中にちょっと飲むにはピッタリのサイズです。
しかも、本格的なエスプレッソマシーンで淹れてくれるので、この価格でも驚くほど美味しいんです
これじゃ、有名なコーヒーチェーン店でも太刀打ちできませんよね
ちなみに、座ってゆっくり飲んでいるのは観光客っぽい人が多く、カウンターで立ったまま一気に飲むのがミラノ流みたいでした。
私が滞在していた田舎町のホテルにも bar があり、朝食はそこで食べていました。
そこにもちゃんとしたエスプレッソマシーンがありましたので、コーヒー好きの私には最高の環境でした
愛嬌のある丸い体のおじさんが、毎朝こんな感じのカプチーノを作ってくれます。
有名な観光地ではないのであまり行かれる機会はないかと思いますが、もしミラノの南にある 『カステル・サン・ジョヴァンニ』 に泊まる時にはかなりオススメなホテルです。
(ピアチェンツァ の西側にある町です)
英語OKなので、英文メールで予約可能です。
平日はほとんど宿泊客がいないので、こんな感じで bar を独り占めできますよ
ミラノの休日 その2 [イタリア出張]
今日も休日の思い出です
ミラノの観光スポットの一つに、19世紀初頭のミラノの古き良き時代を象徴する 『ガッレリア』 というアーケードがあります。
この中は全てのお店が同じようなカラーで統一されています。
ですので、あのマクドナルドもこんな感じになります。
このお店は、マクドナルドが VI (ヴィジュアル・アイデンティティ)規定の店舗を作れなかった、世界でも珍しい例らしいですよ。
ちなみに、このお店の目の前には 『ルイ・ヴィトン』 があったりします
この辺のギャップもかなりの驚きでした
ミラノの休日 その1 [イタリア出張]
今日もイタリアの思い出話です。
初めての休日はミラノ市内に行ってきました。
ミラノ観光の定番と言えばこの 『ドゥオーモ』 です
ドゥオーモというのはこの建物の名前だと思っていたのですが、実はドゥオーモは 『教会堂』 を意味する言葉らしく、この建物の正式な名前は 『ドゥオーモ・ディ・ミラーノ (ミラノの教会堂 / Duomo di Milano)』 と言うそうです。
ほとんどの町は教会を中心にして作られている為、ほぼ全ての町にドゥオーモがあるらしいですよ。
中は写真撮影禁止なのでお見せ出来ないのが残念ですが、一歩中に入ると歴史と伝統を感じる、言葉には出来ないような感動がありました
ちなみに、8ユーロ払うと屋上までエレベーターで連れて行ってくれます。
この日はとても天気が良かったので、屋上は最高の気分でした
空に向かって突き出てている突起の先端には、それぞれ人物像が飾られているのですが、これを見て 『地震が来たらエライことだな~』 って感じちゃうところが根っからの日本人なんでしょうね
ミラノ市内は歴史ある建造物と景観をとても大切にしているので、中心地に近代的な高いビルはありません。
その為、屋上に上がるとこんな感じでミラノ市内を一望することができますので、ミラノに行かれる機会がありましたら是非上がってみてくださいね。
ちなみに、階段で上がると5ユーロとちょっと安くなるのですが、途中で激しく後悔すること間違い無しですので、是非エレベーターを使ってくださいね