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逆転 [英語でビジネス]

最近電話やテレビ会議よりも、メールや資料作成で英語に触れる機会の方が圧倒的に多くなってきました。

国内勤務の時にビジネス文章をみっちり仕込まれたせいか、たとえ不慣れな英語であっても中途半端な言葉は使いたくなかったので、英文ビジネスメールの本やインターネットの例文サイトを最大限に利用していつも全力で書いていました。

先日新システム完成の連絡をした際も、各代理店の社長とマネージャー宛てに、システム作成に至った背景も含めて全力で書いたのですが、これがちょっと思わぬ方向に行ってます。

私の事を良く知らない駐在員から 『高尚な英文を書く (高尚なのは例文なんですけどね)』 と評価していただいたまでは良かったのですが、同じく私の事を良く知らない代理店の方たちにも 『普通に英語が出来る人』 と誤認されたらしく、送られてくるメールの難易度が一気に上がったり、テレビ会議の時も私に対して話すスピードが明らかに早くなってます ( ̄◇ ̄;)

ただ、書ける様になったからって同じレベルで話せるかって言うと、これは全く別物なんですね ┐(´-`)┌

 

TOEICが満点に近くても話せない人はたくさんいるらしいのですが、原因は 『音』 を知らないからなんです。

映画のマイ・フェア・レディの原作者であるバーナード・ショウという方の言葉で、『GHOTIはフィッシュと読める』 というものがあるそうです。

普通に考えたら読めないですよね?

ただ、『enough』 って字を見るとイナと読めますよね。

『women』 はウミンと読めますし、『nation』 はネイションでtiを 『∫』 と読みます。

これを全部つなげると 『fi∫』 になり、『ghoti』 をフィッシュと読めるでしょってのが彼の説明らしいです。

長くなりましたが、どういうことかと言いますと、英語は表音文字なので文字そのものに意味はなく、発音される音で意味が決まる言葉です。

ただ、日本語と違って書いた通りに読むのではなく、その文字をどう読むのかを知らないといけないので、それが分からないと意味が通じるように使うことが出来ません。

実は書ける文字が増えたからといっても、どう読むのかを知らないまま、意味だけを知って使っているような状態です。

ですので、私と話した人は 『ずいぶん文章と会話のレベルが違う人だな』 って思いながら話しているはずです (^^;)

本来目指していた 『TOEICは低くても会話はカンペキ』 と逆になってきてますので、相手のレベルが上がったのをチャンスと捉えて必至で食いつき、今の状態を再逆転させたいと思います (・ω・)ノ


タグ:英会話
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コメント 6

GEN-san

自分も初対面の人になめられないように・・・
はったりをかますこともありますが・・・
それを切っ掛けに自分を成長できたこともありますよねぇ。。。^^
何か・・・意味が違った様ですけど・・・頑張ってください。。。(^_^)v
by GEN-san (2011-03-10 10:39) 

pn

自らハードルを上げて泣く事なんてよくあります(^_^;)
逆転あるのみ、がんばれー(^^)v
by pn (2011-03-10 21:05) 

とる子

音はとっても難しい...やっぱりダメかなと思うことがなんと多いことか...発音できない 聞き取れないの連続です
何度言われても出せない音...何度聞いても同じに聞こえる単語...
(-。-;)つらいです
by とる子 (2011-03-11 04:44) 

guran

私も勉強の為と思い近所の英国人とメールをやりとりをしていたのですが、調べながら例文をベースにしていたら「綺麗な文章です」なんて言われた事がありました^^:
by guran (2011-03-12 12:35) 

komomo

コメント頂きましてありがとうございました。
私たち家族は無事でしたが
ニュースを見ると心が痛みます。。。


by komomo (2011-03-12 20:37) 

youzi

昨日の地震、大丈夫でしたか?
by youzi (2011-03-12 21:20) 

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