まいこはん [企画のお仕事]
もう一月近く前になってしまった京都観光ですが、今回で最後になります。
金閣寺の次は二条城だったのですが、アメリカとベトナムチームの 『100円ショップに行きたい!』 という要望によって、二条城とショッピングの二手に分かれることになりました。
前回のコロンビア人に 『どっちに行くの?』 って聞かれたので二条城に行きたいと答えると、『そうですよね。ショッピングなんて他の場所でも出来るけど、二条城はここにしかないですからね。二条城に行かない人が信じられません。』 って言われました。
で、バスに戻ると既にグループ分けが終わっていて、『まさむねさんショッピング引率でお願いします』 ですって ( ̄◇ ̄;)
かなり行きたかったんですけどね。。。 久しぶりの二条城
ショッピングは京都駅南側のイオンモールだったのですが、歴史的な建物が続いたと思ったら突然近代的なショッピングモールが出てきたので、みんなそのギャップに驚いてました。
中は自由行動だったので、私はガイドさんとベジタリアン用の夕食を探してたら、インドカレーの店を見つけました。
ショッピングモールに本格的なインドカレーは無いかなと思ったのですが、店をのぞいたらいるじゃないですか! インド人が!!
ガイドさんは興奮しちゃって 『インド人ですかっ?』 って大声で叫んでしまい、聞かれたインド人もビックリです
『実は外国人を引率していて、その中にインド人のフルベジがいる』 と説明したら、『フルベジですか。それは大変でしょう。』 と、さすがフルベジが何かをご存知の様子で、一人置いてけぼりだった日本人店員に、フルベジがどんだけ大変なのかを説明されてました。
『フルベジでしたら、こちらの2メニューが対応してますよ』 と流暢な日本語で教えてくれ、インド人の好みが分からなかったので両方購入です。
インド料理専門店でしたら証明書を出してもらえたりするのですが、証明書は無いとのことでしたので、間違いなくフルベジ用の材料しか使ってない証拠として、その方の写真を撮らせていただき夕食の準備はカンペキです (≧ω≦)b
そんな夕食ですが、お座敷で舞妓ショーを堪能していただきました。
その場がどれだけ盛り上がったかは、この写真に語っていただこうと思います。
これで今回のイベントは終了ですが、もう一回ぐらい番外編をやるかもしれません (・ω・)ノ
喜んだり喜ばなかったり [企画のお仕事]
記憶が薄れてきた京都観光です。
清水寺の次は南禅寺で湯豆腐です。
私たちは 『こんな高級料理が食べられるなんて、添乗員に選ばれて良かったぁ!』 という感じだったのですが、後でみんなに聞いたらこの豆腐が悲しいぐらい喜ばれてませんでした。
日本人の様に素材そのものの味を楽しむという文化を持っている国は少ないみたいで、『味がしなかった』 という意見が多かったですね。
あとは、『スープ(ポン酢のことです)がすっぱくて食べられなかった』 という評価もちらほら。
喜んでくれたのは、『自分の国でも良く日本料理屋に行く』 と言ってた欧州の人達ぐらいでしたね。
ただ、天ぷらは結構みんな喜んで食べてくれましたので、とりあえずはみんな満腹になって、給仕のお姉さま達と写真撮影会で楽しんでました。
次に行くのは金閣寺です。
金閣寺って英語で何て言うかご存知ですか?
私は初めて知ったのですが、Golden pavilion (ゴールデン パビリオン) って言うそうです。
旅行前に図書館で借りた 『英語で京都を説明する』 本に書いてあったのですが、同じ 『寺』 という字を使っても、『てら』 と呼ぶ場合は 『temple』 で、『じ』 という場合は 『pavilion』 なんですって。
そんなGolden pavilionの写真がこちらです。
この日はとても良い天気で、ガイドさんの話では、ここまでキレイに逆さまの金閣寺が見られるのは珍しいそうです。
ここは清水寺の時とは違って、どのグループもジックリ時間を掛けて観光してました。
最後のお土産屋でコロンビア人と一緒になったのですが、竹のハンコの前で悩んでいる様子でした。
『どうしたの?』 って聞いたら、『これが欲しいんだけど、どれを買っていいのかが分からない』 とのこと。
名前を聞いたら 『ベンハミン (英語読みでベンジャミン)』 で、それに当てられる様な名前は見付けられませんでした。
名前の意味を聞いたら 『特に無い』 との返答だったので、名字を聞いたら 『アリバなんとか (後半忘れました)』 でした。
有馬というハンコがあったので、『これアリバって読めるけどどうする?』 って聞いたら、目をキラキラさせて 『エクセレント! ファンタスティック!』 って大喜びです。
『ただ、2,100円もするけどどうする?』 って確認したら、『全く問題ありません。この素晴らしいものを手に入れるのに、値段なんか関係ありません』 って爽やかな笑顔で言われ、竹のお箸と一緒にご購入です。
彼は旅行の後も、別の仕事で一週間ほど私のオフィスに来てましたので、迷わずに買った彼の男気に応えるために、朱肉・マット・印鑑袋のセットをあげたら、『本当にありがとう。あなたには本当に感謝している。あなたは私のアミーゴだ!』 って言って喜んでもらえました。
来月の報告書のサインの横に、あのハンコを押して来ないかな~ ってちょっとワクワクしてます (・ω・)ノ
イロイロな外国人 [企画のお仕事]
間延びしてきた京都観光です。
清水寺の駐車場に着いたら、ガイドさんから全員に念入りな注意事項が告げられました。
それは、清水寺の入り口に着くまでは、どこにも寄り道せずに、写真も撮らずに着いてくること。
というのも、団体入り口から入るので、まとまって入らないといけないみたいなんです。
普通ならバスが着いたらすぐにドアを開けるガイドさんも、今回だけはなかなか開けずに 『参道にはお土産屋が山ほどあって、どれも面白そうに見えるけど、帰りにお土産を買う時間を用意してあるから、山門までは絶対に私の旗だけを見て着いてきてください!』 と何度も念を押してます
いざ出発してみると、参道はもの凄い人でギュウギュウ
私ともう一人の後輩で最後尾を担当したのですが、外国人が多すぎてどの人がウチの外国人か分からない。。。
後輩は全然関係ない人に 『立ち止まらないで』 と声を掛けて謝ってるし ┐(´-`)┌
そんな、牧羊犬の気分で全員を追い立てて進んでいたつもりだったのですが、入り口に着いたら5人足りない ( ̄◇ ̄;)
入り口の方に事情を説明して2グループに分けて入場させてもらい、後輩と迷子の外国人探しをしてもうクタクタです。
やっとの思いで全員見つけて入ると、先に入ってたベトナムチームが引き返してきます。
『どうしたの?』 って聞いたら、『僕たちの観光はもう終わりました。一足先にお土産屋に行ってます。』 って走って行っちゃいました。
ここからは国別に特徴が良く出てて、じっくり観光するチームもあれば、修学旅行の中学生と触れ合って楽しんでいる人もいたり、さっきのベトナムチームみたいに観光はそこそこでお土産屋に走る人もいます。
一番印象的だったのはアルゼンチンチームで、すれ違う女性みんなに声を掛けながら歩いてるのですが、ホントに気に入った人がいると 『Could you take a photo? (写真撮ってくれますか)』 とか言いながらカメラを差し出します。
いきなり言われた女性がアタフタしながら写真を撮ってあげようとすると、その腕をつかんで 『ノーノー、ウィズユー(with you)』 って引き寄せ、私たちに向かってウィンクで 『写真撮って』 の合図をしてきます。
まぁ、人生楽しそうって感じの、ラテンのイメージを忠実に再現してくれたグループでしたね。
ちなみに、全てのグループがお土産屋の魅力から逃れられず、社員全員で追い立てても、全員が集まったのは出発時間の20分後でした