ワイナリーとお姉さん 後編 [イタリア出張]
前回のワイナリーの続きです (・ω・)ノ
試飲では全ての銘柄から、どれでも好きなワインを選ばせてくれます。
最初は白ワインからお願いしたのですが、このお姉さん惜しげもなく なみなみと 注いでくれます
『テイスティングの残りはここに捨ててください』 とテーブルに小さなバケツを置いてくれたのですが、倉庫でワインに対する情熱を聞いた後ではちょっと簡単には捨てられません
結局7回ほどテイスティングしたのですが、途中で出してくれたサラミのおかげで更にワインが進み、最後は英語も話せなくなって日本語だけの宴会状態でした
みんながペロペロになったところで、お姉さんが価格リストを持ってきて 『どのワインにされますか?』 と聞いてきます。
これはかなり危険です。。。
もう正常な判断が出来なくなってますから ┐(´-`)┌
先輩はいきなり 10本注文 してました
確かにこの方ワインは大好きなのですが、奥さんが全く飲まれないので10本はちょっと多すぎだと思うんですよね
あと、イタリアでは1本 5 ~ 6ユーロのワインが一般的で、10ユーロも出したら 『今日はちょっと頑張っちゃったな』 って感じらしいです。
それなのに、私の同期は 80ユーロ のワインを 2本 も注文しました
それだけじゃなくて、安いのも何本か追加してます
『ワインの味分かってるんかい?』 と聞くと 『高いのはうまいんじゃ~ (同期は大阪人です)』 ですって。
でも、私も先輩も酔っ払いなので 『そうかそうか』 で誰も止めません ┐(´-`)┌
最後に私ですが、私は2本だけ買ってきました。
これだけ聞くと冷静っぽいですが、実は私お姉さんに聞いちゃったんですよ。
『いっぱい買うから日本まで空輸してくれないか』 って。。。
さすがにお姉さんも 『税金と輸送費が高額になるので、残念ですが発送は出来ません』 って断ってくれました。
今になって思うと、あの時断ってもらって良かったです。
だって、私もヨメもそんなにお酒強くないですから
そのワインのパッケージがこちらです。
家族経営の小さなワイナリーとは思えない、素晴らしいデザインの箱です。
やっぱりイタリア人のデザインに関するこだわりは、並々ならぬものを感じますね。
ちなみに、私が買ったのは
・ Moscato D'asti 101 (マスカットのスパークリングワイン)
・ Langhe Bianco Luna D'agosto (白ワイン)
の2本で、価格は 6ユーロと 5ユーロです。
こんなに安いのに、あんな立派な箱に入れてもらっていいんですかって恐縮しちゃいます
早速両方飲んでみましたが、どちらもとても素晴らしく、特にマスカットは女性に喜ばれること間違い無しの美味しさです (≧ω≦)b
荷物を捨ててでも、何でもう一本買って来なかったんだろうと激しく後悔しています。。。
(3本までは関税が掛かりませんので)
ミラノから車で2時間も掛からずに行けますので、興味のある方は是非テイスティングに挑戦してみてください
酔っぱらった辺りから可笑しくて~。
まさむねさん文才ありますよね。
私はワイン大好きなんです。
読んでるうちに、自分も一緒に
わいわい飲んだ気分になりました。
by matamin (2012-02-09 23:59)