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喜んだり喜ばなかったり [企画のお仕事]

記憶が薄れてきた京都観光です。

清水寺の次は南禅寺で湯豆腐です。

私たちは 『こんな高級料理が食べられるなんて、添乗員に選ばれて良かったぁ!』 という感じだったのですが、後でみんなに聞いたらこの豆腐が悲しいぐらい喜ばれてませんでした。

日本人の様に素材そのものの味を楽しむという文化を持っている国は少ないみたいで、『味がしなかった』 という意見が多かったですね。

あとは、『スープ(ポン酢のことです)がすっぱくて食べられなかった』 という評価もちらほら。

喜んでくれたのは、『自分の国でも良く日本料理屋に行く』 と言ってた欧州の人達ぐらいでしたね。

ただ、天ぷらは結構みんな喜んで食べてくれましたので、とりあえずはみんな満腹になって、給仕のお姉さま達と写真撮影会で楽しんでました。

次に行くのは金閣寺です。

金閣寺って英語で何て言うかご存知ですか?

私は初めて知ったのですが、Golden pavilion (ゴールデン パビリオン) って言うそうです。

旅行前に図書館で借りた 『英語で京都を説明する』 本に書いてあったのですが、同じ 『寺』 という字を使っても、『てら』 と呼ぶ場合は 『temple』 で、『じ』 という場合は 『pavilion』 なんですって。

そんなGolden pavilionの写真がこちらです。

金閣寺.jpg

 

この日はとても良い天気で、ガイドさんの話では、ここまでキレイに逆さまの金閣寺が見られるのは珍しいそうです。

ここは清水寺の時とは違って、どのグループもジックリ時間を掛けて観光してました。

最後のお土産屋でコロンビア人と一緒になったのですが、竹のハンコの前で悩んでいる様子でした。

『どうしたの?』 って聞いたら、『これが欲しいんだけど、どれを買っていいのかが分からない』 とのこと。

名前を聞いたら 『ベンハミン (英語読みでベンジャミン)』 で、それに当てられる様な名前は見付けられませんでした。

名前の意味を聞いたら 『特に無い』 との返答だったので、名字を聞いたら 『アリバなんとか (後半忘れました)』 でした。

有馬というハンコがあったので、『これアリバって読めるけどどうする?』 って聞いたら、目をキラキラさせて 『エクセレント! ファンタスティック!』 って大喜びです。

『ただ、2,100円もするけどどうする?』 って確認したら、『全く問題ありません。この素晴らしいものを手に入れるのに、値段なんか関係ありません』 って爽やかな笑顔で言われ、竹のお箸と一緒にご購入です。

彼は旅行の後も、別の仕事で一週間ほど私のオフィスに来てましたので、迷わずに買った彼の男気に応えるために、朱肉・マット・印鑑袋のセットをあげたら、『本当にありがとう。あなたには本当に感謝している。あなたは私のアミーゴだ!』 って言って喜んでもらえました。

来月の報告書のサインの横に、あのハンコを押して来ないかな~ ってちょっとワクワクしてます (・ω・)ノ


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